Googleアナリティクスの新規設定

Googleアナリティクスはホームページの閲覧状況を解析するためのツールで、数多くのホームページで導入されています。Googleが無料で提供しているツールのため、別途で月額利用料は必要ありません。ユニバーサルアナリティクス（UA）という旧アナリティクスの終了が決定しているので、今後は新アナリティクスであるGoogleアナリティクス4（GA4）の設定を基本といたします。

作業内容としては

• Googleアナリティクスのアカウント作成
• 標準の初期設定（IPアドレス除外・スパムフィルターなど）
• 追加の設定（イベントトラッキング・コンバージョン設定など）
• ホームページへのタグ埋め込み

です。

イベントトラッキング1つ、コンバージョン設定1つは基本料金に含んでおります。複数のイベントトラッキングやコンバージョン設定はオプション料金となります。

ホームページへのタグ埋め込みが必要なため、ホームページを編集するためのアカウント情報をご用意ください。お手持ちのGoogleアカウントに閲覧権限を共有いたしますので、Googleアカウントのご用意もお願いします。

Googleアナリティクスによる計測は、計測タグをホームページに追加してからスタートしますので、追加以前のデータを取得することはできません。データが必要なタイミングで追加してもデータは取得できませんので、早めに追加しておくことをお勧めいたします。

ホームページを制作したタイミングで設定してある場合が多いのですが、必ず設定されているわけではございませんので、設定されているかどうか不明な場合は、無料で確認させていただきます。

ただし設定されていても、連携しているGoogleアカウントがなければデータを閲覧することができません。ホームページ制作時の業者様からアカウント権限を共有いただける場合もありますが、どのGoogleアカウントかが不明の場合は新規で設定しなおさなければなりません。

Googleアナリティクス以外の分析タグが複数存在している場合、イベントトラッキングでホームページを細かく分析していきたい場合、広告運用を予定している場合は、Googleタグマネージャーによる追加を推奨いたします。Googleタグマネージャーを利用しておくと、タグの管理が容易になり高度な分析にも対応できます。

■イベントトラッキング・コンバージョン設定について

Googleアナリティクスを設定しておけば、ホームページに訪問したユーザー、閲覧したページ、どこから流入したか、どのぐらいの時間を閲覧したのか、という基本的な解析ができるようになりますので、追加の設定は必須ではありません。

バナーをクリックした数や、何かのアクションを計測するには、イベントトラッキングの設定が必要で、お問い合わせフォームから問い合わせされた数を測定するにはコンバージョン設定が必要です。これらユーザーの行動をデータとして計測できるようにしておくと、より細かなホームページの分析ができたり、広告運用と連携して広告の精度を高めることができます。